コスパ最強のナビ付きサイコン「Bryton Rider420」を購入しました!

自転車
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やっはろラリホー
チスイです。

今回は、過去の記事でも少し触れた購入して少しだけ使用したサイコン、Bryton社のRider420について大体80km程利用してのファーストインプレッションを中心にまとめていきます。

サイコンって何?

そもそもサイコンはサイクルコンピューターの略で自転車で走った際の距離や速度、時間などを計測・記録する為の機械です。スポーティーに自転車に乗りたい人はもちろん、趣味で乗りたい人、ダイエット目的で乗りたい人など様々な用途で使う事が出来るものです。

最低限の機能だけを持った安いモデルから、多機能なハイエンドモデルまで存在するもので初心者が自転車以外に最初に購入する高級品になる可能性が高いアイテムです。

スマホじゃダメなの?

サイコンが登場した当時、他に変わりの効かない画期的なアイテムとして瞬く間に自転車乗りに普及して現在では多くのサイクリストの愛用品になっています。ただ時代は進んで現在は多くの人が所有しているスマホのアプリを利用すればほぼ同等の事をする事が出来ます。

以前紹介した事があるスマホアプリStravaでもサイコン的な機能が内包されていたりします。ボク自身、サイコンを購入する前まではStravaを利用していました。

本当に安く済ませるならスマホを自転車のハンドルに固定するような台座を購入するという手もあります。究極的に言ってしまえば、アプリで計測を開始した後はポケットに入れているだけでも測定は可能です。(実際ボクはそうしてました)

なのでスマホで不便に感じないのであればスマホでも良いかもしれません。ただそれでもボクがサイコンを購入したのにはいくつかの理由があります。

ボクがサイコンを導入した3つの理由

スマホは自転車に乗っている最中操作しにくい

自転車に乗る時は必ず手袋をしています。そしてスマホのタッチ操作というのはこの手袋と圧倒的に相性が悪いです。操作出来ない手袋が当たり前で、最近ではスマホが操作出来る事をウリにした手袋も出ていますけどそれも煩わしさがないかと言われると首を傾げるレベルなんですよね。

特にボクの場合、体質上、今後夏場が来ても手袋は指先部分がないフィンガーレスタイプではなく、指全部を覆うタイプを使う必要があるので操作がしにくい状況が年中続く事になります。

スマホを確認しようとする度に手袋を外すのってなかなか億劫になります。

サイコンの場合、モデルにもよりますが多くは手袋をつけている事を前提としているので物理的なボタンを搭載しているモデルが多く、そのボタンで操作が完結するので手袋を外す必要もありません。

スマホのバッテリーが気になる

スマホをサイコンとする場合、常時GPS機能をフル活用する事になります。そうなると当然バッテリーの消耗は速くなっていきます。今後遠出もしたいと考えているので道中でスマホのバッテリーが無くなってしまうのは致命的です。

モバイルバッテリー等もちろん対応策はありますけど、サイコンみたいに専門的な機械がある物は導入した方がより安心出来ます。

スマホを落とすのが怖い

仮にスマホをハンドルに固定する台座を購入して使っていた場合に怖いのがスマホを落としてしまう事。自転車はけっこうな速度で走る事になるので万が一にもスマホを落としてしまったら故障のリスクはかなり高いです。

スマホを自転車専用に出来るならともかく、仕事などでも使っているので故障は致命的になりやすいのでサイコンを導入したいと考えました。

サイコンを選ぶ際に注目したポイント

Stravaと同期して記録を残したい

既に使い始めていたスマホアプリStrava。サイコン導入後も走った後の記録を残すのはStravaにしたいと考えました。

自転車系のスマホアプリではStravaはかなりメジャーな事もあってほぼ全てのメーカーが同期に対応していますが、同じメーカーの中でも数千円で買えるようなエントリークラスのモデルだと、対応していない場合などもあるようだったので同期の有無はしっかりとチェックしました。

GPS付きにするかどうか

次に迷ったのがGPS機能の有無、サイコンには自身がGPSを搭載しているモデル以外に、連携させたスマホのGPSを使うモデルも存在しています。値段で言えばスマホのGPSを通すモデルの方が安いです。

ただ当然常時スマホと通信する事になるのでスマホのバッテリーは消費が多くなります。

コスパの良い製品狙い

今回調べた中で現状、サイコンは大きく分けて3つのグレードがあるような印象を受けました。

サイコンだけで完結していてその場の記録を残すだけの「エントリーグレード」
サイコンとしての基本的な機能に追加して様々な機能を持つ「ハイエンドグレード」
ハイエンドグレードから特定の機能を削る事で価格を抑えた「ミドルグレード」

という印象です。

エントリークラスではボクが使いたい使い方が出来るものがなく、選択肢は必然的にミドルグレード以上になっていきます。

ハイエンドモデルだとGarminというブランドが抜群の知名度を誇るようなんですけど、オタカイ。ハイエンドモデルは5万とかしてしまうモデルもあるんですよ。

5万のクロスバイクであるミストラルに乗るボクにはあまりにアンバランス!ミストラルもう1台買えちゃう価格ですからね。

そんなわけで今回はコスパが良いミドルグレードの中から欲しい機能が削られていないモデルを選ぶ事にしました。

ナビ機能が欲しい!

元々は上記の3つを軸に見ていたんですが、様々なサイコンの機能を見ていくうちにハイエンドモデルから削られている機能の中で気になってしまったのがルートナビ機能!

今後遠出もしたいのでナビ機能はあるに越した事はないんですよね。

ミドルグレードのナビ搭載モデルは基本的に道を描かず矢印で方向と距離を示す「ターンバイターン方式」と言われる方式なので車のカーナビなんかを想像してしまうと期待はずれ感を覚えてしまうかもしれないですけど、それでもあるとないでは大違いだと思いました。

Bryton Rider420ファーストインプレッション

そんな様々な条件や希望・願望を抱きながら決めたのが今回購入したBryton社のRider420です。

少し触ればすぐに慣れる操作性

Rider420には計4つの物理ボタンが搭載されています。サイコンの下側の側面2箇所の角にそれぞれ1つ、それと裏側に2つです。

乗車中でも操作しやすい側面には表示を切り替えたりラップ計測を開始するような操作が割り当てられ、裏側の方には電源のオンオフやメニューの表示といったような停車中に行うような操作が割り当てられています。

ボタンが少ない分、現在表示している画面によって機能を兼任する事になるので多少慣れは必要ですが、そこまで難しい操作はないので小1時間も触れば慣れる事が出来ます。

昼も暗闇でも見やすいバックライト仕様

Rider420は明るさに合わせて自動でバックライトを調整してくれるので常にみやすい状態を維持してくれます。

太陽光などの反射も特に気になる事はなく、走行中・停車中共に情報を確認する事が出来ました。

メニューのカスタマイズが豊富で良い

Rider420は実に様々な数字を表示する事が出来ます。速度・距離・時間・勾配を現在・平均・最高など様々なパターンで表示する事ができ、さらにケイデンスセンサーや心拍センサーを組み合わせれば表示出来る情報はさらに増えます。

これらの表示するメニューはサイコン自身、もしくはBrytonサイコン専用のスマホアプリから自由に変更が可能です。

通常のメニューでは2~8個、ルート案内中もルート以外に2つの情報を1度に表示する事が出来ます。

肝心のナビ機能は?

ナビ機能を求めなければもう1つランクを落とす事が出来たにも関わらずこだわって買ってしまった程に重要視したナビ機能についても紹介しておきます。

ミドルクラスにしては十分に機能

ボク自身ターンバイターン方式という方式は初めて利用したんですけど、個人的にはミドルグレードだと考えれば十分に機能してくれるなと思いました。

ルート上を走っていれば方向や次に曲がる場所までの距離は表示されますし、ルートから外れてしまうと「ルート外」とすぐに表示されるので外れているのは一目瞭然です。

車のカーナビみたいにルートから外れると自動で検索し直すなんて事はなく、あくまでも事前に設定したナビの通りに案内するだけですけど、それでも十分に使えると思います。

Brytonアプリからの登録

ナビ機能はサイコンだけでは使えず、Brytonのサイコン管理アプリ「Bryton Active」を使ってルートを設定し、そのルートをサイコンに送って使用する形です。アプリ上でスタート地点からゴールまでのルートを作る事で初めてナビ機能は動作します。

Stravaのルートナビを使った登録

またRider420はStravaのルート作成機能「ルートビルダー」のデータを同期して使用する事も可能です。

事前にBrytonアプリとStravaを同期するようにしておくと、Stravaのルートビルダーで保存したルートデータは自動的にBrytonアプリにも同期され、Rider420に送る事ができます。

Stravaのルートビルダーでルートを作成し、保存の際に「プライベート」にしてしまうと同期されないので注意しましょう。

外出先での注意点

コスパの良いミドルグレードのサイコンのナビ機能としては十分以上に機能してくれるrider420のナビ機能ですが、Brytonアプリの方には少し不安定な部分があります。Wifi環境であれば問題なく動作しますが、4G回線などでは「ネットワークの機能を確認します」と表示されてルート作成が出来ない場面がありました。

ただ出来る時もあり、不安定な部分を感じました。

クロ
クロ

走るルートが決まっているのであれば、事前に帰るまでのルートを入力しておくと安心かもな

モリー
モリー

こちらは今後使っていく中で使えない時の条件を絞り込んでいきたいところです

同期は問題なく行えるように見える

Rider420より先に発売された上位モデルRider530ではサイコンとBrytonアプリの同期に時間がかかるという問題があったという話がありますがRider420では現状、同期は問題なく行えているように見えます。Stravaにも問題なくアップロード出来ていますし、時間もそこまで長くかかっている印象はないです。

モリー
モリー

こちらもさらに長い距離になるとどうなるかは不明なので今後さらに長い距離を走って問題があれば追記します

ナビ付きでコスパ重視で選ぶサイコンなら「Rider420」で決まり!

サイコンは自転車を楽しむ上で必ず必要になるマストアイテムです。エントリークラスからハイエンドなモデルまで幅広く展開されているので必要な機能を見定めた上で購入する事をオススメします。

Rider420はGPS付きのサイコンでかつ、ナビ機能があると便利だなという人にとってはまさにコスパ最強といえるサイコンです。その他の機能を見ても他のメーカーならもう1ランク上に位置づけられてもおかしくないくらいのパフォーマンスを持っています。
コスパの良いサイコンを探しているならぜひ購入をオススメ出来るサイコンです。

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